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山澤清のこだわり

FEATURE

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山形県の庄内平野に、30年以上、土と向き合い続ける人がいます。
彼の名前は、山澤 清(やまざわ きよし)
彼がつくるさまざまな製品は「負の遺産を残さない」という堅い信念があります。
一時的には有益なものも長い年月の先に悪影響をおよぼす可能性があるのです。

「食べるものと同じくらい
安心できるものを」

きっかけは、長男のアトピーでした。
食べるものや肌に触れるものを徹底的に見つめ直すことから始めたのです。
「肌につけるものも、体に入るものと同じくらい安全であるべきだ」と、
農薬や化学成分に頼らない製品づくりを決意します。
肌が弱くて困っている人にも安心して使える化粧品を、と取り掛かったのはまず「手で練る石けん」からでした。
ひたすら手で練っていく石けんはどこにもないやさしさを秘めています。

手のひらのぬくもりのようなホッとする瞬間を届けたい。
「Ondo(おんど)」はそんな想いを込めて生まれた製品とあなたをつなぎます。
肌質や年齢を問わず、誰もが安心して使える製品の「ものがたり」を、ご紹介いたします。

story 01.

土を見つめて、植物の声を聞く

山澤は、研究室にこもる開発者である前に、太陽の下で汗を流す「農家さん」です。日本にオーガニックという言葉が広まるずっと前から、彼は自然と深く向き合ってきました。

その根底には、こんな温かい眼差しがあります。

虫も、鳥も、雑草も、人間も、
みんな自然。

人も大地も、すべては大きな自然の一部。だから、肌に本来備わっている「常在菌」の働きを邪魔せず、その健やかな営みを守りたい。

それはまるで、豊かな生態系が循環するように、肌も自然との調和を取り戻していくことを目指した、どこまでもやさしいスキンケアなのです。

彼の想いは、その歩んできた道のりに、深く刻まれています。

山澤 清のあゆみ

  • 1947 山形県に生まれる。
  • 卒業後 農業エンジニアとして、農薬を用いた農業技術の指導に従事。しかし、その中で生態系が変化していく様子に、次第に疑問を抱くようになる。
  • 1973 長男誕生。アトピー性皮膚炎の診断をきっかけに、農業や食の在り方を根本から見直すことを決意。東京で「食」を学んだのち、農薬も化学肥料も使わないハーブ栽培を志す。
  • 1980 山形県庄内に「ハーブ研究所スパール」を設立。農薬・化学肥料を使わない有機ハーブ栽培を開始。
  • 1993 独自の地域循環型有機栽培農法を確立。ハーブで育てた鳩の糞を肥料に使うことで、完全無農薬の畑を実現する。
  • 2003 日本初の国産ローズヒップ基礎化粧品シリーズを発売。今もなお、定番商品として多くの人に親しまれている。
  • 2008 絶滅危惧種だった黄カラスウリの再生事業を経て、黄カラスウリ化粧品シリーズを発表。肌悩みに寄り添うロングセラーとして、多くの支持を集めている。

story 02.

オーガニックという言葉が当たり前になった今、大切にしているのは、今よりずっと先を見つめる温かな視線です。
認証基準をゴールとせず、人・自然・地域・未来のこどもたちを見据えた、山澤清の、優しいこだわりをご覧ください。

すべての始まりは、土への想い。

「オーガニックの物ってたくさんあるけれど、僕にしてみたら原料を育てるところ・・・土だったり堆肥からこだわらなければ嘘だと思うの。」

その言葉通り、製品づくりは土づくりからはじまります。
開墾以来30年以上、農薬や化学肥料を使わない畑の土は、他の畑より0.5〜1度ほど温かい。それは、たくさんの微生物が生きている、自然の体温の証です。堆肥も、抗生物質などが残留する家畜の糞は使わず、自ら育てた食用鳩の糞を利用しています。

鳩はハーブを食べて育ち、その鳩の糞がハーブを育てる。

庄内の大地で、美しく健やかな「地域循環型有機栽培」が育っています。
肌にやさしいものは、地球にもやさしくあるべき。肌から地球へ、未来へとつながるものづくりです。

story 03.

肌に不要なものは
「使わない」という6つの約束

肌にとって本当に必要なものだけを
届けるために、
私たちは下記の成分を使用しません。

  • 乳化剤不使用
  • 防腐剤不使用
  • 着色料不使用
  • 合成香料不使用
  • 遺伝子組み換え原料不使用
  • 界面活性剤不使用

一滴の水やアルコールさえ
使わない
自然由来100%の素材選び

製品のベースには、
昔から人間の細胞に欠かせない
栄養分を備えている白樺樹液を使用。
クリームの原料には、
「蔵王みつばち園」ミツバチの蜜蝋を
使います。

北海道の白樺樹液

「森の看護婦」とも呼ばれる、大自然からの貴重な贈り物。雪解けのわずか数週間しか採取できない白樺の樹液は、多糖体が多くミネラルやアミノ酸など肌が喜ぶ栄養をたっぷりと含んでいます。肌にすーっと浸透し、内側から潤いで満たします。

みつろう

ミツバチが巣を固める時に分泌する物質。クリームをつくるためには欠かせない原料です。抗菌作用があり、肌を柔軟にし保湿力にも優れ、肌を優しく守ります。

story 04.

  • 機械に頼らず人の手で

    素材が持つビタミンや酵素を壊さないよう、機械で作るのではなく手でひたすら練り上げる石けん。植物の「エネルギー」「役割」をまもるためのこだわりは肌へのおもいやり。

  • 低温減圧法

    白樺樹液に植物を浸し、低温で気化しじっくりとエキスを抽出。植物の力、酵素が限りなく生かされる製法。

  • 添加物は使わない

    すべての製品に界面活性剤、乳化剤、化学溶剤など不使用。徹底した無添加にこだわります。防腐剤の役割をもつローズマリーは大切なハーブの一つ。

  • シンプル処方

    肌にとって負担のない処方。その在り方は成分の一つ一つから伝わります。シンプルで肌が必要とするものを生かしていく知恵があふれています。

最後まで安心につながる、
「容器選び」は地球へのおもいやり

なぜ「ガラスの容器」を選ぶの?

大切に作り上げたコスメを、最後まで最高の状態であなたの元へ届けたい。その想いから、Ondoはガラス容器を選んでいます。

  • 植物のチカラを守るため

    ガラスは酸素を通しにくく、光による劣化からも守ってくれるので、繊細な植物エキスやオイルの品質を安定して保つことができます。

  • 肌への優しさを考えて

    プラスチック容器のように、環境ホルモンなどの化学物質が溶け出す心配がありません。肌につけるものだからこそ、容器の安全性にもこだわります。

  • 地球への感謝を込めて

    ガラスは、繰り返しリサイクルできる、地球環境に優しい素材です。自然の恵みをいただく私たちにできる、ささやかなおもいやりです。

story 05.

ひとつの製品には、ひとつのものがたりがあります。
それは、父親としての深い愛情だったり、植物の力をどこまでも信じる探究心だったり。
そんな温かい想いが実を結んだ、Ondoを代表する宝物のような製品たちをご紹介します。

ローズヒップシリーズ

ローズヒップシリーズ

太陽の恵みを、
一滴に込めて。

「“実”には栄養が凝縮されている」。
山澤が着目したのは、硬い実にビタミンCが豊富なローズヒップ。その力を最大限に引き出すため、低温減圧法で蒸留したエキスを抽出。ローズヒップシリーズはOndoの代表作です。

黄カラスウリシリーズ

黄カラスウリシリーズ

父の愛情が生んだ、
幻の恵み。

きっかけは、山澤の「父親」としての深い愛情から。
アトピーに悩む子どものために、古来から肌に良いと伝わる「黄カラスウリ」を探し求め、絶滅しかけていた野生種を発見。粘り強い自家栽培で復活させ製品化。肌トラブルに悩む多くの人々の希望となりました。

ハーバル美容オイル

ハーバル美容オイル

山澤清の神髄、
手間ひまを惜しまない。

「さまざまな肌悩みに寄り添いたい」とつくられた、山澤清の神髄ともいえる特別なオイル。
芳香油として肌にもやさしい安全なオイルです。その秘密は、どこまでも手間ひまを惜しまない、特別な製法「冷浸法」にありました。

「冷浸法(れいしんほう)」とは?

植物の本来もつリズムと
時間が育む古代の知恵

植物が放つエネルギーを、熱を与えず溶け込ませた、究極のオイル。その製法は、古代から伝わる「冷浸法」(れいしんほう)。ホホバ油に摘みたてのハーブをたっぷりと漬け込み、植物が本来もつ声を聞きながら、ハーブの成分をじっくり、じっくりとオイルにいきわたらせます。

純粋なホホバオイルと、
選ばれたハーブたち

オイルのベースには人の皮脂に近い成分で肌なじみの良い「ホホバオイル」。そこに、山澤が研究を重ね「これだ」と選び抜いたハーブをブレンドします。もちろん、抽出のためのエタノールや、表示義務のないキャリーオーバー成分も一切含まない、ピュアなオイルです。

芳香油の極み
「ハーバル美容オイル・スペシャル」

無農薬で育てた植物から厳選した17種のオイルを調合して完成した「ハーバル美容オイル・スペシャル」は、まさに植物の融合。目を閉じれば、自然体で奥深く優しい香りに包まれ、心身ともに研ぎ澄まされます。「自然な植物の生命力」を、きっと感じていただけることでしょう。

あなた次第で広がる、万能の一滴

3種あるハーバル美容オイルの使い方は、あなた次第。化粧水の後の保湿として、スキンケアの最後になじませると潤いをもたらします。また、デリケートなお肌の保護、頭皮のケアにも。あらゆるシーンで、すーっと馴染んで豊かな気持ちにしてくれるでしょう。